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620 結婚式弾丸ツアー5

10月11日、友人の結婚当日である。

とはいえ式は夕方からなので、暇を持て余していた。どこかに出かけようかとも思ったが、非常に半端な時間だし、遅刻できないのでただ時間をいたずらに潰すしかなかった。

最近太り始めたので、実家に置きっぱなしにしていたスーツが入るかなと心配だったが、難なく入り、カメラを持って早めに家を出た。

式場に着いた。着いたはよいのだが、どこでやっているのか分からず迷った。

結婚を行っているのは、友人らだけでなく、その他にも複数組いるらしく、ドレス姿の新婦らしき人が、スーツ姿の会場スタッフに引かれて式場内へ移動するのをたびたび見た。

会場はどこだろうと、2階をうろついていると友人の組であろうウェルカムボードや新郎新婦の似顔絵、写真が飾ってあるテーブルを見つけた。しかしあたりには誰もいない。祝儀袋を置く黒色で金縁の四角いお盆が置いてあるので、披露宴の受付の際に使用するものだろう。

誰もいないからと、ここぞとばかりにテーブル上の写真や置物をカメラで撮っていた。ある程度撮り終えて、その近くで誰か来ないか待っていると、

「すみません」

と声をかけられた。


続く
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619 結婚式弾丸ツアー4

この日(10月10日は)風が強く、しかも北からの冷たい風のため、これでもかというほど自分の体温を奪っていく。

さらに石狩川の川幅が思ったよりも大きく、したがって橋を歩く距離も長くなったため、余計に寒い。川べりのゴルフ場でゴルフを楽しむおじさん達は寒くないのだろうか。

途中のコンビニで暖をとりつつトイレを済ませ、温かいお茶を買い、手を暖めつつ滝川駅を目指す。

なかなか着かない。本当にこの道で合っているのだろうかと不安になったが、どうやら合っている。寒いので流しのタクシーでも拾おうかとも思ったが、ちっとも走っていなかった。

またしてもコンビニで、今度は肉まんとお茶を買い、歩きながら食べた。歩いている人がほとんどいない。ましてや肉まんを食べながら歩いている人は、自分しかいなかった。

コンビニに寄ったりしていたため、最後は走って滝川駅に向かったが、どうにかギリギリで13時55分発の岩見沢行きに乗ることができた。

これで北海道の残存区間は、日高本線と室蘭本線の室蘭~東室蘭間、函館本線の長万部~倶知安間となった。


続く

618 結婚式弾丸ツアー3

札沼線の終着駅である新十津川は、終着駅とは思えないほどこじんまりしていて、なんだか寂しい雰囲気であった。

駅の先も線路が少し延伸していたが、その進路を邪魔するかのようにアパートが建っており、そのそばで線路は途切れていた。

数えきれないほどのトンボが縦横無尽に駆け回っていた。駅前に人はおらず、人よりトンボの方が多いようであった。

駅のすぐそばにポニー牧場と手書きで書かれた看板があり、そこには列車のことなど気にしないポニーが2頭いた。牧場というにはあまりにも狭いが、ポニーもそこまで走らないので、この広さでよいのだろう。

人懐っこいのか、牧場の冊に近づくと2頭とも寄って来る。なかなかかわいい。

列車の折り返しは12時59分であり、折り返す列車に乗る人達は、慌ただしく写真を撮ったり、駅舎の中にあったノートにイロイロと書いていた。俺はこの折り返す列車には乗らないため、その様子を余裕をもって見ていた。

手持ち無沙汰な運転士も列車に乗り込み、定刻通りに石狩当別行き列車はゆっくりと新十津川駅を後にした。

さて自分はというと、この次の列車に乗るわけではない。次は19時22分発なので、そんなに待てない。

実は、ここから函館本線の滝川まで歩くことにしたのである。滝川は新十津川から石狩川を渡ったところにある。滝川までは4キロちょっとなので、まったく歩けない距離というわけではない。

幸いにも駅前に、駅看板より大きい看板があり、そこに乗り換えルートが詳細な地図付きで大きく描かれていた。よく調べずに新十津川まで来てしまったが、迷わずに済みそうである。

滝川からは13時55分に岩見沢発が出発する。1時間もないが速歩きで何とかするとして、新十津川駅を出発した。


続く

617 結婚式弾丸ツアー2

石狩当別発の新十津川行き列車は11時15分に出発する。40分ほど時間があるので、駅の窓口で入場券を買ったり、トイレを済ませたり、お茶を買ったりした。

出発直前になると、同業者の他にも、普段から使用している学生らしき人も、そそくさと乗り込み、車内はそこそこ混んでいた。

11時15分、石狩当別を出発した1両編成の気動車は、最初の駅である北海道医療大学に停車した。さきほど札幌から乗ってきた、3両編成の列車が隣のホームで停車している。札沼線の電化区間はここまでなので、電車である3両編成の列車はここまでしか来れない。

ところで、札沼線と呼んでいるが、札沼線には愛称があり、それを学園都市線という。JR北海道での案内は愛称で呼ぶことがほとんどで、札沼線と呼ぶ人は少ない。学園都市といういわれはもちろん、北海道医療大学や北海道教育大学があるためであるが、これから走る区間には大学はない。しかしこの区間も学園都市線である。

学園都市線と呼ぶにはあまりに貧弱な1両編成の気動車であるが、そんなことお構いなしに走る。エンジン音や振動などで、電車よりも速く走っているような気がした。

11時55分、豊ヶ岡着。まわりには朽ち果てそうな小屋しかない。しかし、駅前で待っていたらしい人らがホームから写真を撮っていた。しかし撮るだけで乗ることはせず、俺は電車内から彼らを見送った。

12時14分、浦臼着。札沼線の非電化区間は1日7本の列車が走るが、半分以上は浦臼で折り返す。駅舎は立て替えられたのか、綺麗な外観であった。その駅舎のそばに「ふれあいステーション」の看板があったが、浦臼駅のことであろうか。

さて、そろそろ終点の新十津川に着くが、乗客のメンツは石狩当別からほとんど変わってなく、それなりに混んでいる。これは当然の話で、札沼線は新十津川まで行く列車が1日3本しかないからである。

札沼線の石狩当別発は、

7時45分
11時15分
17時27分

となっている。札幌から乗るとなると、朝は早く家を出なくてはならないし、夕方発では途中で暗くなってしまう。乗りやすい時間帯かつ、景色を見ながらのんびりと移動できるのは、石狩当別11時15分発しかない。ここに客が固まるのは仕方ないのである。

12時37分、列車はついに新十津川へ到着した。


続く

616 結婚式弾丸ツアー1

シルバーウィークの帰省から2週間後の10月10日、朝8時半過ぎ、俺はまたしても北海道に降り立った。

3連休だからといって、また帰省かというわけではなく、友人の結婚式に出席するために来たのである。

ただ結婚は11日である。前日の朝早い時間に、なぜ北海道にいるかというと、北海道の残存区間のひとつである札沼線に乗るためである。

新千歳空港から地下へ行き、直結している駅の窓口で「一日散歩きっぷ」を2260円で購入した。窓口の人から、「どちらへ行きますか?」と聞かれたので、「新十津川(札沼線終着駅)まで」と言うと、きっぷを売ってくれた。どうやら損をさせないように気を遣ってくれていたらしい。

9時03分発の小樽行快速「エアポート91号」で札幌に9時40分に着いた。

札沼線は、札幌の隣の桑園から函館から分かれて北上し、新十津川へ向かう約78キロの路線であるが、全ての列車は札幌から出発する。次の札沼線は9時55分の北海道医療大学行きだから接続はよく、お茶やガム等を買ってから列車に乗り込んだ。

列車は3両のロングシートで、通勤電車の雰囲気があった。

列車は定刻通りに出発した。桑園から函館から別れ、高架を走る。ベッドタウンを走る路線だからか、駅間が短く、そのためゆっくりと走っていた。

北海道といえば雄大で綺麗な車窓がたくさん見れるが、この路線は住宅街ばかりで正直面白くなく、少しうとうとしていた。

あいの里公園を過ぎて石狩川を越えると、途端に田園風景が広がってきた。ここまでがらりと風景が変わるものかと驚いた。

10時36分、石狩当別着。この列車はひとつ先の北海道医療大学まで行くが、新十津川行きの列車は石狩当別始発なのでここで降りた。

新十津川行きの列車は隣にいた。まさかの1両の気動車である。同じ路線なのに随分格差があるなと思った。


続く

615 鉄分補給~北海道編~11

9月25日の朝、9時15分発の夕張レースイリゾートホテル行きの高速バスに乗った。

目的地から、石勝線の夕張~新夕張間を乗りに行くことが見え見えであるが、今回は列車でなくバスである。

というのも、列車で往復するよりも、行きまたは帰りにバスを利用する方が効率的なのである。

バスは栗山駅を経由して夕張へと向かう。栗山駅のメインストリートでは出店がたくさん並んでおり、歩行者天国になっていたからか、夕張には10分ほど遅れて到着した。夕張まで乗っていたのは、老夫婦と俺だけであった。

夕張発の列車は12時31分であり、空き時間が1時間ほどある。俺は夕張駅でパンフレットをもらい、駅周りをブラブラすることにした。

夕張は、幸福の黄色いハンカチの舞台でもあり、そのロケ地に行きたいとも思ったが、往復して夕張発の列車には、とても乗れそうになかったのでやめた。

それにしても町にはほとんど誰もいない。平日だからかもしれないが、昼間でもこの静けさは、のどかを通り越して少し不気味であった。さらに町の至るところに、古い映画の広告があり、それも不気味さに拍車をかけていた気がする。

パンフレットを見ると、夕張のご当地グルメに「カレーそば」があるようで、それを食べることにした。

街中のそば屋に目をつけ、そこに行ってみたが休みであった。仕方なく駅まで戻り、駅そばの食堂に入り、カレーそばを注文した。

しばらくして、丼になみなみに注がれ、そばが見えないカレーそばが運ばれてきた。食べてみると体が温まり、なかなかおいしかった。もうちょっと出汁がきいていてもよいかもしれないが、そば屋のカレーをあまり食べないので、このままでもよいのかもしれない。

そばだけで満腹になるかなと思ったが、意外とボリュームがあった。

12時23分に夕張に着いた列車は31分に折り返す。この列車に乗るのだが、車内に入ると、その手の趣味の方が3人ほど乗っていただけですいていた。

12時31分、千歳行の列車はゆっくりと夕張を後にした。

鹿ノ谷、清水沢と一つずつ停車していく。清水沢は駅員がいたが、調べたところ、10月からは無人となるらしかった。この輸送量では仕方ない。炭礦が閉鎖されてからどんどん人がいなくなり、こうなったのだろう。寂しい限りだ。

12時54分、新夕張着。13時02分の特急「スーパーとかち6号」に乗り換える。少し時間があったので駅の窓口で入場券を買った。

さっき乗ってきた列車を尻目に、「スーパーとかち6号」はすぐに新夕張を発った。

自由席は混んでいたが通路側は何席か空いていたので、その中のひとつに座って少し眠り、14時01分、札幌着。

今回の帰省にぶつけた鉄分補給はこれで終わりである。北海道の未乗線区間は残すところ、札沼線、日高本線、室蘭本線の室蘭~東室蘭間、函館本線の長万部~倶知安間となった。

614 鉄分補給~北海道編~10

本線と呼ぶには距離が短い気がするが、増毛駅は終着駅らしい寂しげな雰囲気で佇んでいた。

この駅はもう廃止されてしまうのかと思うと寂しげな駅舎がさらに寂しく見えた。

12時54分に乗ってきた列車は深川へ折り返す。しばらく増毛にいようかなとも思ったが、次の列車は15時41分まで無い。仕方なく乗ってきた列車に乗った。

定刻通りに増毛を出発し、13時24分留萌。今度は列車を連結しないからか、6分ほど停車したのち留萌を発った。

ところで、この列車は普通列車だが、北秩父別には停まらない。行きの列車もそうであった。

北海道は普通列車とうたっていても、利用者が極端に少ない駅を通過することがよくある。よく調べてから列車に乗らないと、自分の降りる駅に停まらないことがあるので注意が必要である。

14時28分、深川着。

この時間ならば他の路線にも乗れそうな気がするが、前日の疲れもあり、14時44分の特急「スーパーカムイ26号」に乗り、札幌へ戻った。

廃止前に留萌本線を制覇できてよかったなあ。


続く

613 鉄分補給~北海道編~9

2日に渡る北海道大行脚を堪能し、札幌へ戻った翌日、9月24日も出かけることにした。

北海道の未乗区間は、

札幌の隣の桑園から分岐して、滝川からほど近い新十津川へ向かう札沼線、

苫小牧から襟裳岬方面へ行く日高本線、

旭川の手前、深川から日本海側の増毛へ向かう留萌本線、

室蘭本線の東室蘭~室蘭間、

函館本線の長万部~倶知安間、

石勝線の夕張~新夕張間、

となっている。

これらのうち、留萌~増毛間の廃線が決まった留萌本線に乗ることにした。

9時41分発の特急「オホーツク3号」で旭川へ行く途中にある深川で降りた。深川は滝川と旭川の間にある駅で、留萌本線はここから出発する。

11時08分発の留萌本線の列車はもうホームにいた。増毛行きの列車は2両であった。廃線区間が含まれるのに、そこまで閑散としていないのかなと思った。

しかし、乗ろうとして驚いた。うしろの車両は立入禁止となっていたのだ。

後から分かったことであるが、この列車は2両で留萌まで行き、留萌で後ろの車両を切り離す。前の車両は増毛行きで、切り離された車両は留萌から深川行きとなる。つまり後ろの車両はただの回送だったのである。

さて、増毛行きの車両に乗り込んだはよいが、ボックスシートはどこも空いていない。どうやら、廃線が決まったから、それまでに乗っておこうとする、自分みたいな考えを持つ者が他にもいたようであった。

11時05分着の特急が深川に停まると、多くの人が降り、こちらの列車に向かって歩いてくる。出発直前になると、立っている人もおり、車内はなかなか盛況だった。

11時08分。定刻通り、増毛行きの列車は深川を出発した。

北一已、秩父別と、北海道らしい駅名に停まっていき、数分も経たぬうちにエンジンをふかして走る。風光明媚な田園地帯を突き抜けるように走る様はまさにローカル線だなと思った。

石狩沼田では地元のおばさんらが降りていった。かつて札沼線がここまで伸びていたが、今はその線路もない。

列車は、田園地帯からうってかわり、熊でも出そうな原野をかけ登っていく。本当に日本海へ向かっているのかと疑いたくなった。

12時04分、留萌着。全体的に錆が目立ち、シブさ満点の駅だった。ホームには大きな板に留萌駅と書かれていた。

ここで列車の切り離しを行う。深川から約1時間。ようやく後ろの車両の出番である。

切り離し中に、一旦列車を降りて留萌駅の入場券を買った。増毛駅の硬券入場券も売っていたので、これも買った。

列車に戻ると、深川から乗ってきた客がほとんどそのまま残っていた。ここからが本番であるから、仕方ない。

1両となった列車は、12時14分、留萌を発車した。

ここからは日本海沿いを走って増毛へ向かう。線路のすぐそばに家があり、冊もないので随分危険だなと思ったが、列車もゆっくり走るので、この状態でもよいのだろう。

箸別の直前に箸別川を渡るが、滝のように急な流れで迫力があった。

12時44分、ついに終点の増毛に着いた。
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